なぜ、今「坂本龍馬」なのか?
「坂本龍馬」。この名前を聞いて、何を思い浮かべますか?
幕末の志士、刀、船、そして… 教科書に載っている、遠い昔の人。そう、きっとそんなイメージですよね。正直、今の私たちとは全く関係ない、って思ってる人も多いんじゃないでしょうか。
でも、ちょっと待って。今、とある場所で、龍馬の精神がアツく蘇り、若い世代の心を鷲掴みにしているって知ってましたか?
「自らを忘れ、他を利する」って、最強じゃね?
8月23日、相模国総社・六所神社で、あるイベントが開催されました。
その名も「湘南龍馬会」発会式。
「は? なにそれ?」って思ったあなた、正解。でも、彼らが掲げた言葉を聞いて、鳥肌が立ちました。
それが、「自忘他利(じぼうたり)」。
自分のことを忘れて、他人のために尽くす。
…って聞くと、なんか「自己犠牲」みたいで、ちょっと重い感じがするかもしれません。でも、彼らの話を聞いていると、全然違うんです。
これってつまり、自分の利益やプライドを一旦置いて、周りの人や社会がどうすればもっと良くなるかを、本気で考えること。
龍馬の精神は、私たちの「今」を変えるヒントだった
超ストレス社会と言われる今、私たちは毎日、自分のことで精一杯。
「自分さえよければ」「周りのことはどうでもいい」… ついそう思ってしまう瞬間、正直あると思います。
でも、ちょっと想像してみてください。
もし、周りの人たちがみんな、自分のことより、あなたの「困った」に耳を傾けてくれたら?
もし、あなたが誰かの「困った」を解決してあげて、心から「ありがとう」って言われたら?
きっと、世界は今よりずっと、温かくなるはず。
湘南龍馬会の会長・土濃塚達也さんが言った「人々が困った時に頼ってもらえるような組織にしたい」という言葉は、まさにそれを体現しています。
「ただの集まり」じゃない。彼らが企む未来がヤバい。
彼らは単なる「龍馬好きの集まり」じゃありません。
これからマジでヤバいことを企んでいるんです。
児童養護施設でのお祭り開催
外国人観光客を呼び込むインバウンド事業
…これって、ただのボランティアじゃない。
「自忘他利」の精神で、地域の課題を、ワクワクするイベントやビジネスに変えていくってこと。
彼らは、龍馬が「日本」という未来を描いたように、「湘南」という地域の未来を描こうとしているんです。
あなたの「やりたい」は、誰かの「助けて」と繋がっている
「でも、私には関係ないし…」って思いましたか?
いや、そんなことはない。
もしかしたら、あなたの「やってみたいこと」も、誰かの「困ったこと」を解決するヒントになるかもしれない。
たとえば、
「カフェで働くのが好き」→ 地域の交流スペース不足を解決
「SNSでバズる動画を作るのが得意」→ 地元の隠れた魅力を世界に発信
こんな風に、あなたの好きなことや得意なことが、誰かの役に立つかもしれないんです。
湘南龍馬会から、私たちの未来を問いかける。
坂本龍馬は、自分の利益のためではなく、日本の未来のために奔走しました。
彼の「自忘他利」の精神は、AIやテクノロジーが進化する今だからこそ、私たちに「人としてどう生きるか」を問いかけているのかもしれません。
あなたにとっての「自忘他利」って、なんだろう?
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